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DefiniGEN社、英国貿易投資総省の支援等によりグローバル市場に進出

  • 05 August 2015
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英国貿易投資総省(UK Trade & Investment、以下UKTI)の支援を通じ、英国・DefiniGEN社はグローバル製薬企業とのビジネスを活発に進めています。

 

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2012年、京都大学の山中伸弥教授とケンブリッジ大学のジョン・ガードン名誉教授は、生物のあらゆる細胞に成長ができ、再生医療の実用化につながるiPS細胞(人工多能性幹細胞)作製の成功を称えられ、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。細胞や器官の進化における革命が起きたと言われる2012年以降、iPS細胞の創薬への応用や再生医療への実用化が、全世界的に注目を浴びています。

 
 
 

時を同じくして2012年、この分野で活躍する英国のバイオベンチャー・DefiniGEN社は、ケンブリッジ大学アン・マクラーレン再生医療研究室で発足しました。同社は、独自に開発した国際特許取得済の分化誘導技術を用いて、ヒトiPS由来のすい臓や肝細胞を商業化レベルにて製造。薬物の研究開発および試験用として、世界的な大手製薬企業や研究、学術機関に製品供給を行っており、2015年の売上高は100万ポンドにのぼると予測されています。

 

翌2013年にはUKTIの支援を受け、英国との商業・文化的関連性の観点から米国、中国、日本を新たな市場として選びました。UKTIはDefiniGEN社に、トレードミッションや展示会への参加支援を行い、新たなビジネス構築を後押ししました。これをきっかけに、同社は日本や中国のビジネスパートナーやクライアントを積極的に開拓。特に日本市場においては、販売代理店の獲得、ユーザーからのオーダー確保にもつながりました。その結果、売上高と製品である細胞の生産能力を2018年までに3倍に拡大する見込みで、胃細胞、腸細胞、肺細胞を含む新たな種類の細胞が製品群に追加される予定です。売上の向上も見込まれ、2016年までには新たに生産担当マネージャー3人の採用を検討しています。

 

今後はさらに、フランス、ドイツ、シンガポール、インドなどの新たな市場での展開、また、患者一人ひとりの体質に合わせる、個別化医療分野への参入も計画しています。

 

2015年6月には、遺伝子学的研究とパーソナル医薬に関する研究ツール・サービスを展開する英国・Horizon Discoveryグループと、遺伝子改変技術を導入した多様なiPS由来細胞を共同開発し、創薬を中心とした研究市場に提供していくことを発表しました。このHorizon Discovery社も、DefiniGEN社同様、UKTI主催によるトレードミッションの一員として来日した経緯があります。

 

革新的技術を持つDefiniGEN社が、グローバル市場を舞台としてさらに幅広く飛躍することが期待されます。UKTIは、英国企業の日本市場への進出・拡大を引き続き支援していきます。

 

英国総領事館 貿易・対英投資部
ライフサイエンス 商務官 小池 綾

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