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ビッグデータからオープンデータへ

  • 09 March 2015
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University College London(UCL)と国立情報学研究所(NII)・統計数理研究所(ISM)の間でMOUを締結

 

2月に開催された国際オープンデータデイでは、オープンデータ政策への取り組みと支援活動が世界各国で行われました。おおよそiPad 15万台分、250京バイトのデータが毎日生まれる今、大量かつ様々なデータの分析は、世界の科学やビジネスを変えてしまう可能性があります。ビッグデータの世界の市場規模は2017年までに500億ドルまで跳ね上がると予想されています。

 

ビッグデータは健康、教育、環境やエネルギー、生命科学、金融やエンターテインメントなどの分野で特に機会があると言われています。各国政府はビッグデータの供給元として、そして分析するユーザーとして様々な機会の提供に取り組んでいます。公的セクターがオープンになるほど、デジタル経済でのイノベーションが活発となり、ビジネスの機会の創出、特にデータビジネスの成長や新しいアプリやサービスの需要の増加が考えられます。

 

英国について
  • 十分に確立されたクラウド・コンピューティング分野
  • 先進的なデータセンター資源
  • サー・ティム・バーナー・リー氏やサー・ナイジェル・シャドボルト氏をはじめとした世界的に有名なビッグデータ分野のリーダーを擁する
  • オックスフォード大学やサザンプトン大学などワールドクラスの研究施設

 

2013年に創立された英国のAdministrative Data Research Network(ADRN)は、一貫かつ確実な判断のために政府省庁間で紐づけたデータの探索を可能にしています。サー・ナイジェル・シャドボルト氏は2月に訪日した際、データプライバシーの取り扱いを含むパブリックデータの公開使用について日本政府関係者と議論しました。

 

University College London(UCL)と国立情報学研究所(NII)・統計数理研究所(ISM)の間でMOUを締結

 

日英間はビッグデータに関する研究においてさらに連携を深めています。2月にはUniversity College London(UCL)と国立情報学研究所(NII)・統計数理研究所(ISM)の間でMOUを締結しました。UCLのビッグデータインスティテュートでは、学術的なコンテンツやデータの分析法、新しいテクノロジーの検証を通じ、研究者のニーズに応える革新的な手法を日々追究しています。

 


 

英国ビッグデータ関連のリンク
英国のビッグデータ分野拡大の支援として、英国政府は1億5000万ポンドをかけ、インフラ関連の整備改善を行っています。また、生物情報科学と環境モニタリング分野へ1億8900万ポンドを投資しています。

 

Digital Catapultは、デジタル経済において卓越したリサーチとイノベーションの中心となる施設です。特にクリエイティブメディアとコンテンツ、デジタルヘルス、デジタル都市、次世代接続、デジタル市場、データ結合などに強みを持ちます。研究所、大学やビジネス間の産学連携を通して生まれる革新的なテクノロジーのソリューションを見出し、開発・商業化に導くのが目的です。

 

Open Data Instituteは、サー・ティム・バーナーズ・リー氏とサー・ナイジェル・シャドボルト氏によって創立された非営利組織。すべての分野におけるオープンデータの使用および世界標準の確立を促進しています。ロンドンのテックシティを本拠地にイノベートUKから支援を受け、政府組織からビジネスまで幅広く協働を進めています。

 

Big Data Instituteは、オックスフォード大学の李嘉誠ヘルス情報センターの一部であり、9000万ポンドを投じたビッグデータと創薬に特化した施設です。ゲノムとケミカル・スクリーニングを使って得た疾患データを、創薬プロセスの初期段階に活用しています。

 

The Economic and Social Research CouncilおよびUniversity College Londonは、協働で10万人の児童の生涯を調査し、そのデータは遺伝子、健康、社会経済要因の分析に使用される予定です。

 

Institute for Complex Systems Simulation at the University of Southampton(サザンプトン大学)は、コア・コンプレックスシステム、物理系システム、環境システム、社会技術システムなどの分野において世界トップクラスのシミュレーションモデル研究を行っています。

 

Arts & Humanities Research Councilは、将来の研究に役立つ革新的で、クリエイティブなデータ資産を形成するため、ビッグデータ活用の課題に取り組む研究プロジェクトを支援しています。

 

SAS Student Academy at Birmingham City University(バーミンガム・シティ大学)は、SASのプログラミング、統計学とデータマイニングの教授法を米国外で唯一学ぶことができる施設です。

 

The Data Labは、地元のスコットランド企業を支援し、公的機関および世界トップクラスの大学研究者との協力のもと、新しいデータ・サイエンスの領域を創造し、データから経済的、社会的、科学的価値を生み出しています。The Data Labは市場拡大のため、データ・サイエンスのスキル習得支援も行っています。パートナーとしてLockheed MartinやD.C. Thomson資本のbrightsolid、および世界最大のソフトウェア企業のひとつであるSASなどが挙げられます。

 

シニアサイエンスオフィサー 浅野 誠一

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